環境活動家養成コースでのゴール

実践のための7つのキーワード 環境活動家養成コースでのゴール(課題レポート概要)

1、気候変動によって起こり得る事を包括的に知る。

画像を見ながら地球レベルでの情報を紹介
プラネタリーバウンダリーの概念を理解し、包括的に気候変動によって起こり得る問題を理解する

2、効果的な行動の選択とは何か?を知っている

個人で行うエコ生活(?)的な努力には限界があり、「個人の頑張り(我慢の生活)が先ずは必要」という言説に惑わされてはいけません。
科学的に見れば、圧倒的多数の人の常識が変化すれば、社会変革は起こり得るという事は解っています(嫌煙革命の様に)し、システムチェンジがなければ個人の努力は追いつかない!
それでも、まずは個人が最低限やるべきこととして世界中の気候学者らが以下のことを提唱しています

  1. 使い捨て消費の軽減(ペットボトルの様な)
  2. パワーシフトを行う(自然再生エネルギーへ)
  3. 肉食から植物性たんぱく質摂取にシフト(出来る範囲で)

つまりCO2排出の圧倒的多数はエネルギー、そして人間が毎日欠かさず行っている食事
これに関連することの個人変革は社会の常識を変えるための「効果的な行動の選択」と言えます

3、市民グループ・環境団体等で学び声を上げる活動に参加している

正に皆さんは私達のNPO活動に参加して学んでいます。
各環境保護団体や国際NGO、生活クラブ・生協などの消費者としての学びや声を上げる活動を行っている団体等々。

4、人に話す、セミナーや集まりなどに誘う

環境に関する興味の度合いにはかなりの個人差があります、特に日本は全く無関心の人も多いのですがちょっとでも気が付いてもらおう、という事でも良いと思いますが、何よりどう話したらよいのか?を考えます。

5、グリーンウォッシュとは何かを知っている

特に再生エネルギー・自然エネルギー関連の会社は「電力自由化」以降704社もあり、東電の資本が入っている企業もあり見極めが大事ですし、にせエコもかなり市場に溢れています。
※エコストアパパラギに置いてある無料パンフレット「パワーシフトキャンペーン」を参考にしてください

6、海外からの情報を得るように努力している

環境関連の情報に関しては国内では実に情報を得にくい、という現実があります。
世界の常識に逆行していることが驚くほど多い日本の現状を知りどういう視座が必要なのか?を知る。

7、環境活動をしている・又は環境活動家と名乗っている

日本はなかなか普及していない現実がありますが、「今なら間に合う!」という気概を持つことが大切です。

以上、「気候変動」(※地球温暖化)によって起こり得る事を総括的に理解している事、そして
何から始めるべきか?という具体的な実践に向けての各自のヒントを探る事が出来る、他者への気付きの機会を探る事が出来る。これが基本的なNPO気候危機対策ネットワークが目指す環境活動家のイメージです。

外部講師をお招きしての学習会

21年11月国立環境研究所の江守正多さん

22年度年4回シリーズ 井田徹治さん(共同通信編集員・環境ジャーナリスト)

22年2月・11月 明日香壽川先生 東北大学教授

22年4月・5月 高橋真樹さん 環境ジャーナリスト

そして、貴方も一緒に