11月16日『パレスチナ問題について知ろう、話そう~私たちにできること~』高橋真樹さん講演会
今、パレスチナのガザ地区、ヨルダン川西岸地区では 何が起きているのか?
なぜこのような状況になってしまったのか、 どうして国際社会は止めることができていないのか?
私たちにできる事は何か?
パレスチナ問題について今改めて知り、話そう。

10月10日にガザの停戦合意がなされた事は、報道もされていたので多くの方が目にしたのではないでしょうか。
停戦と聞くとこのまま攻撃が終わり和平に向かう、、、と過ぎたことのように報道がされなくなり、だんだんと薄らいでいく関心。
2023年10月から2年もの間、イスラエルによる激しすぎる攻撃を受けてきたガザ。
ガザは高い分離壁に囲まれて、ガザの外に出るにはイスラエル軍の検問所を通過しなければいけなかったのが、2007年以降はガザは完全に封鎖されました。
イスラエル軍による攻撃で建物の9割が破壊され、人々は家を失い生活を壊されて、家族や大切な人を失い、2023年以降の死者数は6万7千人を超えています。そのほとんどが女性や子供。何の罪もない人たちなのです。
そして食料や清潔な水の配給も不足していて、子供たちの栄養状態もすこぶる悪く、飢餓で命を落としてしまう子供たちも少なくない。。。
停戦後もイスラエル軍の攻撃は続き先週も空爆で100人以上の命が奪われています。
常識では考えられない事が起こっているのです。
見なかったことにしたい、知らなかったことにしたい。目を背けても日本にいる私たちは普通の生活が送れる。だけどガザの人たちは?
明日がどうなるかわからない中懸命に生きているのです。
国際社会はイスラエルに制裁を加えていない。少しずつジェノサイドを非難する国が増えては来ていますが、2年の間も、国際社会はジェノサイドを止められないでいます。それは日本も例外ではないんです。
日本にいる私たちが少しでも声を上げたり、アクションしたり、ガザ、パレスチナのことを話したりすることで、このジェノサイドを止める力になれればと思います。
この問題は
テロへの報復でもなく
遠い国で起きている遠い話でもなく
イスラム教徒ユダヤ教の宗教問題でもありません。
元々パレスチナという土地はイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が宗教と人種関係なく暮らしていた土地です。
1948年のイスラエル建国宣言を受け、第一次中東戦争が勃発し、 この戦争で70万人のパレスチナ人が居住地を追われ、難民となります。
「もしも君の町がガザだったら」の著者、ノンフィクションライターの高橋真樹さんをお呼びして、なぜこんなことが起きているのかを、まずは正しく知る事、そして話し合い、私たちができることを考えたいと思います。
講師プロフィール
高橋真樹さん

ノンフィクションライター・断熱ジャーナリスト・放送大学非常勤講師・朝日新聞コメンテーター
早稲田大学在学中に国際NGOピースボートと出会い、世界をめぐる。以降、NGO職員として世界約70ヶ国を訪れ、主に難民支援、核兵器廃絶、国際協力、平和教育などの分野で活動する。
2002年に出版した初の単著『イスラエル・パレスチナ平和への架け橋』では、第8回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。
放送大学では、30年ほど関わっているパレスチナ問題の授業を担当している。
講演会スケジュール
【日時】
2025年11月16日(日)
14:00〜16:00
【参加費】
大人(大学生以上)1,500円
小中高校生 800円
未就学児 無料
※定員に限りがあるため、完全予約制とさせていただきます。
【会場】
エコストアパパラギ 2階会場
神奈川県藤沢市鵠沼石上1-3-6
アクセスはこちらから
主催 NPO法人気候危機対策ネットワーク
共催 エコストアパパラギ
